山を下りてすべき事

  

 今日、とある信徒さんが別の信徒さんに

 

 自身の扱う商品の注文を受けたそうで

 

 それをお寺の駐車場で売り買いしてよいか

 

 との質問を受けました。

 

 私は「すべきではないですね。」

 

 とお答え致しました。

 

 それは何故か。

 

 『百八参り』や『相互祈願法要』は

 

 一つの修行だからです。

 

 どうぞ伝授を思い出して下さい。

 

 意味深い行の最中に

 

 商売などありえないでしょう。

 

 托鉢行や弘法市は意味が違うのです。 

 

 私は本来は日を変え場所を変え

 

 行うべきだと思いますが

 

 そこまでは難しいとしたら

 

 ”山を下りてすべきです。”

 

 自らの修行の価値を

 

 下げてはいけません。

 

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